思考・思想

聴覚過敏への理解

仕事中や授業中に、イヤホンやヘッドホンを付けている人をどう思いますか。

一人で勉強しているときや、一人だけで作業しているときなどは、別に問題にならないと思います。

でも、会社での仕事なら他の人から話しかけられたり電話が鳴ることもありますし、授業は先生の話を聞くものです。

人との会話中にイヤホンをしている人もいますね、自分が話しかけているのに耳をふさいで音楽を聴きながら応じられたらどうでしょう。

正直なところ私は、事情もないのにながらで話を聞かれるのはあまりいい気分ではないですし、今は私と話す気分ではないのかなと判断してしまいます。

聴覚過敏

世の中にはイヤーマフで耳をふさいだり好きな音楽をイヤホンで聴いたりしていないと、周囲の音が苦痛に感じてしまう人たちがいるのだそうです。

蛍光灯のノイズですら気になって耐えられないという人もいるそうで、その苦痛は想像を絶するものだと思います。

耳や脳の病気はもちろん、発達障害などでも「聴覚過敏」は起きるのだそうです。

私が通っていた作業所でも、いつもイヤホンを付けている人がいました。

でもその人はちゃんと他の人の声も聞こえていましたし、真面目に仕事をしていました。

音楽が音漏れすることもなく、誰にも迷惑をかけていませんでした。

耳をふさいでいるからコミュニケーションを取ることを拒んでいるとか、話を聞いていないとか、集中していないとか、そんなことは全くないのです。

コミュニケーションを取りたいから、話を聞きたいから、集中したいから耳をふさがざるを得ないのだと思います。

私たちにできること、しなければいけないこと

でも、音に敏感で苦痛を感じる人がいるということを理解していないと、誤解をしてしまうことになると思います。

そして、私たちもマナーを守らなければ、誤解させることになります。

もし電車内や静かな喫茶店で、イヤホンから音漏れするほどの大音量で音楽を聴いている人がいたら、迷惑だと感じる人もいるでしょう。私は迷惑です。

授業中に音楽ばかり聴いて、話を聞かない生徒がいれば先生は嫌な思いをするはずです。

仕事中に音楽に夢中になって電話がなっていることに気付かなければ、電話の相手に迷惑が掛かります。

小さなマナー違反を積み重ねていくと、イヤホンやヘッドホンに対する偏見が生まれると思います。

イヤーマフを付けているから真面目に授業を受けていないとか、イヤホンを付けているから人の話をながらで聞いているとかいうのは、そういうマナー違反をしてきた人が作った偏見だと思います。

聴覚過敏の人たちに私たちができることは、聴覚過敏に苦しむ人たちがいるということを知ること、しなければいけないことは、マナーを守ることだと思います。

眼鏡の様に、イヤーマフが違和感のないものになればいいですね。

そして公共の場所では、マナーを守って楽しく音楽を聴きたいですね。

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