こんにちは、身も心も女性だと自覚しているMaichanです。
しばらく前の話ですが、トランスジェンダー女性が職場の女子トイレを使わせてもらえないのは差別だとして国を訴えたというニュースを見ました。
ここでトランスジェンダーとは何かをWikipediaで見てみます。
トランスジェンダー(英語: Transgender)とは、生まれた時に割り当てられた性別が自身の性同一性または性表現と異なる人々を示す包括的な用語である。性的少数者のひとつとして挙げられる。
ややこしいですが、生まれたときに「男の子ですよー」と言われたけれど、自分は「女の子だ」という認識を持っている人はトランスジェンダー女性となる、というイメージでしょうか。
一昔前だと「体は男、心は女」みたいな言い方でしたね。
そのトランスジェンダー女性が、自分は女性であるのだから女子トイレを使いたいという気持ちはわかります。
あなたが女性だったとしたら、男子トイレに平気で入れますか? 私は本気でうんこが漏れそうな非常事態は別として、平時に入りたいとは思いません。
理由はいろいろあります。嫌悪感や羞恥心はもちろん、恐怖心もあります。
女性としても、トランスジェンダー女性の言い分はよくわかります。
しかし、女性として生まれた女性(体も心も女性な女性)は、トランスジェンダー女性がトイレに入ってくることに対してどう思うのでしょうか。
私個人の考えでは、「人による」としか言いようがありません。
見た目も言動も女性としか思えず、私が「彼女は女性である」と認識しているトランスジェンダー女性であれば、同じ女子トイレに入ることに対して抵抗はないと思います。
しかし、見た目や言動に男性を感じさせるところがあり、私が「彼女は男性である」と認識している場合、同じ女子トイレに入ることに対して抵抗が生まれると思います。
じゃあ、おじさんみたいなおばさんがトイレに入ってきたらどうするの? という意見もありそうですが、おじさんみたいなおばさんと女装したおじさんとでは全く意味合いが違います。
乱暴な言い方をすれば、女装したおじさんがトイレに入ってくるのは怖い、というのが率直な意見です。
男性に対して恐怖心を持たざるを得ない体験をした人ならば、余計にその気持ちは強くなると思います。
男性の体と女性の体では歴然とした力の差があるのです。
どんなに力の強い女性でも、男性の力にはかなわないのです。
心の性別にとらわれて体の性別をないがしろにしては、大変なことになります。
先にも書きましたが、女性としてトランスジェンダー女性の意見はわかります。
でも同時に、女性として生まれた女性の気持ちも大切にしないと、トランスジェンダー女性への理解は深まるどころか溝ができてしまうと思います。
互いが互いの権利ばかり主張せずに、どこかで線引きをしてある程度我慢しなければ共存はできないと思います。
結局どうすればトイレ問題は解決するのか、私なりのアイディアを述べさせていただこうと思います。
トイレをもっと開けた空間にして、性別もハンディも関係なくみんなが使えるようにする。
犯罪も減って一挙両得。
海外ドラマ「アリー my love」の法律事務所のトイレが男女共用のちょっとおしゃれな雰囲気で、いいなあと思った記憶があります。
ちなみに日本では職場のトイレは男女別にすることとの法律があるらしいので、そこから見直さないといけないですね。
あのドラマももう20年以上前かと思うと、懐かしい気持ちになるMaichanでした。